税務署が新規の訪問税務調査を再開します

国税側は、このまま新型コロナウイルス感染症拡大防止による税務調査の中止が続くと、税逃れの放置につながることに加え、来年２月から始まる所得税の確定申告の受付に備え、１０月中の再開が欠かせないと判断したようです。

しかし、税務調査は納税者の自宅など、屋内で長時間実施（おおよそ午前１０時頃から午後３時頃まで）することが多く、高齢の納税者が断る可能性も考えられ、新型コロナウイルス感染症の影響により難しい対応を迫られそうです。

国税庁は、訪問調査時の新型コロナウイルス感染症の感染防止策について、 職員一人ひとりが感染防止の３つの基本である「身体的距離の確保」「マスクの着 用」「手洗いを徹底」し、業務運営に当たっても３密（密集、密接、密閉）を避ける等の新しい生活様式に基づく各種の感染防止策を徹底しておりますと、HPに掲載をしています。

国税庁における新型コロナウイルス感染症の感染防止策について

⇒https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/kansensho/pdf/0020009-019.pdf