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日本経済新聞令和元年8月15日の記事です。相続が将来発生する可能性があるにもかかわらず、相続について会話をしたことのない親子が6割近くに上ることが、ある税理士法人が行った調査により分かりました。調査は首都圏の1都3県に住み、将来相続を受ける可能性がある30~50代の男女を対象に行われました。
「親と相続について会話をしている」と答えたのは41%に留まり、50代の男女は共に半数近くが会話をしていましたが、30~40代の男性は30%台と低かったようです。
また、親子で相続の会話をしていない理由の調査結果もあり、「親が元気で必要性を感じていない」が40%で最も多く、「会話するほど資産があるとは思えない」、「会話したいが親子で資産の話がしづらい」が共に30%、「親に任せている」24%と続き、以下、「親の資産にまだ関心がない」、「会話したいが親が話してくれない」となっています。
調査では、どうすれば会話がしやすくなるかも尋ねています。「わからない」という回答が21%で最も多く、また「子供から切り出すとお金にがめついイメージがある」、「親に亡くなってほしいみたいに取られたくない」など、親の方から話題に上げて欲しいという回答も13%ありました。
親が自分の財産についてどんな思いがあり、次の世代へどのようにバトンタッチしていきたいのか、その思いを知らずに相続を迎えると、知らない者同士の相続人が集まるので遺産分割の話をしてもなかなかまとまりません。
争いのない相続を迎えるためには、親が生前のうちに皆で話すことはとても大事なことです。お盆や年末年始で皆が集まるときに、勇気をもって話してみてはいかがでしょうか。
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